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とても嬉しいことがありました。

副院長

 福岡県の緊急事態宣言は14日に解除されましたね。福岡市の小学校・中学校も21日から再開される見通しとのことで、少しずつ日常が戻ってくるのでしょうか。

 もちろん、まだまだ油断はできません。北海道や諸外国のように第2波、第3波の流行があるでしょう。福岡市は近隣県との交流も多い都市ですので、引き続き感染状況を確認しながら慎重に行動していく必要がありそうです。

 我が家には13日に「アベノマスク」が届きました。クリニックを受診される患者さんは、お手製のオリジナル布マスクをつけている方が増えていますし、最近は(まだまだ値段は高いですが)マスクを販売しているお店も増えてきましたね。


 TVでいろんなコメンテーターが話しているようにアベノマスクについては「今さら?」という印象はありますが、これは第2波、第3波に備えてということになるのでしょうか。大人が使用するには、少し小さいようですので小学校が始まる子どもたちに使ってもらっても良いかもですね。


 マスク不足は少しずつ解消しそうですが、最近は診察時に色々なオリジナル布マスクをみれるのが私の密かな楽しみです。子どもたちが好きなキャラクターや乗り物、お洒落な柄や独特な柄を使ったものなど、それぞれのご家庭でステキなデザインのマスクを作られています。中でも印象的だったのは、「魚の漢字」がたくさん書かれているマスクです。お寿司屋さんの湯飲みに書いてあるようなデザインです。伝わりますでしょうか?自分用に作ろうかなと思っちゃいました。

 ところで、アベノマスクが届いた日と同じ13日にとても嬉しいことがありました。

 当クリニックをかかりつけとしてくださっている方が、マスク200枚を寄付してくださったのです。当クリニック以外に福岡市などにも寄付されてているとのことです。

 私たち医療者の感染予防にとって使い捨てのマスクは本当に重要です。様々な理由で布マスクではなく、使い捨てのマスクが必要となります。大きな病院で新型コロナウイルス感染症の対応をされている医療スタッフに比べると、私たちクリニックの感染リスクは高くはありません。しかし、私たちからクリニックを訪れる患者さんたちへ感染を拡げないためにもクリニックでのマスクによる感染予防はとても大切です。

 マスクについては幸い医師会などからの供給もありましたが、在庫が十分とは言えず不安な状態でした。本当にありがたいことです。なにより、それぞれが辛い現状で私たちクリニックスタッフのことを心配してくださったお気持ちが嬉しかったです。本当にありがとうございました。


 緊急事態宣言の解除による経済活動の再開、小中学校の再開により新型コロナウイルス感染症の流行状況はまた少しずつ変化していくでしょう。生活様式が急激に変化していく中で「自粛警察」などという言葉もでき、お互いを監視するようなトゲトゲしい雰囲気も一部にありますが、マスクを寄付してくださった方のように相手を思いやる気持ちを忘れずに頑張っていきたいですね。

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